【ヨーロッパ現地レポート2018】「Power 2 Drive Europe 2018 in ミュンヘン(ドイツ)」


今回は、2018年6月20日~22日にかけてドイツ・ミュンヘンで行われた「Power 2 Drive Europe 2018(パワー 2 ドライブ ヨーロッパ 2018)」の現地レポートをお届けします。

【補足「Power 2 Drive(パワー2ドライブ)とは?」】

電動車両(EV・PHEVなど)と充電インフラに関する新しい展示会。世界のエネルギー分野が積極的に取り組んでいる再生可能エネルギーを電動車両(EV・PHEV)へ充電し、環境に負荷をかけないゼロ・エミッション(排出量ゼロ)の流れが急速に拡大していることを受けて、最新技術などを紹介している展示会です。

 

▲まず最初にご紹介するのは、「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」とシティコンパクトブランドの「smart(スマート)」。「smart」は、都市部における大気汚染と渋滞解消を目的にコンパクトカーが誕生し今年で20年目になる。メルセデス・ベンツは、EVブランド「EQ」を立上げ2019年の市場投入予定で、航続距離は500kmになる予定。また、「smart」にもEVモデルがあり、コンパクトで使い勝手が良く、実質的な航続距離は120kmとのこと。

▼こちらは、高級スポーツカーやレーシングカーでおなじみの「Porsche(ポルシェ)」のブースです。ポルシェは既に、PHEVモデルの「Panamera(パナメーラ)E-Hybrid」を発売しており、『Mission(ミッション) E』と呼ばれていたEVモデルは「TAYCAN(タイカン)」という名前で2020年に日本で発売予定です。

ポルシェは、2025年までに全モデルのラインナップの50%を電動化(EV・PHEV)するとのことで、さらに「Tesla(テスラ)」のような独自の充電システム『Turbo Charging(ターボチャージング)』では、800Vによる超高速充電で航続距離500kmへの回復が15分程度となる予定で、ドイツ国内では充電器設置が始まっている。EVの特長である加速性能とスポーツカーのコンセプトは非常に相性が良いと思われます。

 

▼次は、「BMW(ビー・エム・ダブリュー)」です。こちらは『Wireless Charging(無線給電)』をアピールしていました。BMWは、早くからEVである「i3(アイ・スリー)」を発売しており、次の「i4(アイ・フォー)」では航続距離が700kmになる予定。

ここまでは、自動車メーカーの展示をご紹介しました。次は電動バイクの展示をご紹介します。

▼近年では、都市部の配達などの近距離走行に使われる小型の乗用車やバイクは電動化が進んでいますが、日本国内の電動バイクはほとんどが、普通コンセントやバッテリー交換タイプばかりで充電効率が悪いものが多く、少なくとも、このように自動車用の普通充電器が差し込めるインターフェイスが必要だと感じる。

▼こちらは、弊社ブログでおなじみの「Solar Edge(ソーラーエッジ)」のソリューション展示です。

単相パワーコンディショナに専用機器をアタッチメントすることで家庭用充電器になるようです。

 

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