【上海現地レポート】第1回:EV(電気自動車)事情


先日、弊社スタッフが現地で見て感じたことをレポート形式でご紹介いたします!

現地レポート第1回は、中国・上海のEV(電気自動車)充電器とEVカーシェアリングの様子をお届けいたします。

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最初にご紹介するのは、ホンチャオ ジン ジャン ホテル(Hongqiao Jin Jiang Hotel)
旧シェラトン上海虹橋ホテルの駐車場にある、EV用充電スポットです。
 こちらには、中国のTELD NEW ENERGY社製の交流充電器(左)と直流充電器(右)が多数設置されています。交流充電器はAC220V/32A/7kW出力で、直流充電器は125Aと250Aの2ラインナップがあります。

 

次は、中国で注目を集めているEVカーシェアリングをご紹介します。
 『EVCARD』という、カーシェアリングサービスがいたるところにありました。
 使用されているEVは、パリと同じような小型車が基本で、ワンウェイ(乗り捨て)可能です。
ちょっと使いに、小回りが利いて運転しやすそうなので、日常的に運転しない人でも利用しやすそうです。
 EVカーシェアリングで採用されている充電器はAC220V/16Aの普通充電器です。
 ただし、中国では国際運転免許制度が使えないので、ご利用の際は注意して下さい。

 

まとめ

今回は、EV大国に成長しつつある中国の大都市・上海のEV事情をお伝えしました。

冒頭では、ホテルに設置されている充電器をご紹介しました。宿泊施設では、宿泊者用の普通充電器が多く設置されており、一部、来客者専用に急速充電器が設置されていました。

次に、世界各国でスタンダードになりつつある、EVカーシェアリングをご紹介しました。EVカーシェアリングの基本コンセプトは『ちょいのり』ですが、中国においては、『都市部の渋滞緩和』および『大気汚染による走行ナンバー規制』が生活水準を下げる原因になっています。EVカーシェアリングならば、この問題を解決できるはずです。

渋滞緩和:遠方からは鉄道を利用し、駅から目的地間の移動にカーシェアリングを利用することで流入台数を減らせる
大気汚染:ピュアEVなら、大気汚染物質は排出しないので、規制の影響を受けず計画通りに走行が可能

ヨーロッパ同様、大都市圏では乗用車の保有・維持が困難ですが、シェアリングによって未使用時に発生する余計な経費(駐車場代等)をもシェアリングで相殺できます。

また、EVであればオイル交換を廃止できるため、メンテナンスコストも化石燃料利用車より安くなり、バッテリー劣化問題も長い目でみれば、劣化した大型バッテリーはリユース品として、安価に様々なシーンで有効活用できますが、エンジンは二次利用性が低いのではと感じます。

また、都市部は駐車場代が高いので、カーシェアリングによってそのコストも分散(シェア)することが可能であり、このことは空港等の駐車場代が高い全ての環境に言い換える事ができます。

企業は、社会一般に対してメリットとなる、様々なサービスを提供する代わりに、利益を得る事で事業継続を求められます。
経済とは、限られた資源を最大限有効活用するための選択と集中の繰り返しです。
これらは、筆者がそれぞれの言葉の意味を理解するのに納得した言葉です。

EVカーシェアリングは、まさにこの2つに当てはまるサービスだと確信しています。


 


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