【ノルウェー現地レポート2018】「環境先進国の首都オスロ -1-」


今回と2018年9月26日更新の全2回で『環境先進国』と呼ばれるノルウェーの首都オスロをご紹介します。

ノルウェーは、フィヨルドをはじめとした自然豊かな北欧の国。冒頭で『環境先進国』と述べたのも、森林が多く、なんと90%以上の電力供給を水力発電によって賄っている『再生可能エネルギー大国』。しかも、寒冷地という事情からエンジンを温めスタートさせるためのコンセントが各家庭に設置されていたこともあり、EV(電気自動車)の普及率が30%を超え、新車販売も40%に到達しているためそう呼ばれています。森林及び水資源が豊かな日本には、とても参考になる国だと思います。

※完全に余談ですが、村上春樹著「ノルウェイの森」は、The Beatles(ザ・ビートルズ)の“ Norwegian Wood (This Bird Has Flown) ”を邦題にしたものですが、正確には「ノルウェー産の木材」の事で、曲中では安い木材の例えとして使われています。

だが、産業としては石油・ガスといった、化石燃料の採掘を行い海外へ輸出している側面も持っているが、物価高と環境税もあいまってか、この日のガソリン価格は、16.37クローネ(221円)/リットルでした。

▲ノルウェーのガソリンスタンドはコンビニ(セブンイレブンかサークルKが多い)併設型が一般的で、EV(電気自動車)用の充電スタンド(LADESTASJON ELBIL)も併設されています。

▲こちらの充電スタンドは掃除機が併設されており、最大利用時間は30分となっています。

▼こちらは、屋根付きの充電スタンドです。色使いが鮮やかで何処にあるか分かりやすいですね。

▼こちらは、【オランダ現地レポート2018】「アムステルダムの都市交通事情 -1-」に登場した充電器と同様にトリプル充電器です。

▼こちらは、名画「叫び」などで知られている、画家『エドヴァルド・ムンク』の作品などが展示されているムンク美術館です。

▼駐車場でも多数の充電スタンドとEV・PHEVが充電されていました。周辺環境に合わせて充電スタンドが緑色です。

▼右からTesla Model S(EV)×2台、VW e-Golf(EV)、VOLVO XC60(PHEV)、日産 LEAF(EV)、Tesla Model S(EV)

▼こちらでも、Tesla(テスラ) Model XがEVタクシーとして走っていました。

今回は、ノルウェーの首都・オスロの充電スタンドについてお届けしました。ヨーロッパの都市部では、EV(電気自動車)やPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)がタクシーやカーシェアリングとして多く走っています。また、高緯度にある北欧諸国は、夏が短く冬が長いし日照時間も短いため、身の回りにあるものにデザイン(意匠・色彩など)性を持たせており、充電スタンドの色使いも、その影響を受けているのだと感じました。

また、物価高に加え環境対策として、ガソリン価格が高騰しています。日本も近年、小売価格が上昇傾向で生活にダメージを与えていますが、環境後進国である日本においては、さらなる値上げが考えられます。太陽光発電に代表される『再生可能エネルギーの固定価格買取制度』は、買取に費やした費用の一部をほぼ公平に電気の利用者から徴収していますが、ガソリン車などの環境負荷が高いものに税金をかけ、その税収を使って環境負荷を低減させる活動へお金を移行させるべきではないかと思います。

国や地方自治体は、政策を決定し、税金を集め、適切に再分配することが最も基本的なことであり、それが求められています。

 

次回へ続く。(続編は、2018年9月26日掲載予定です。)

 



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