【連載コラム】レジリエンス~乗り越えるチカラ~|第3回「危機を乗り越えるには」


第3回 危機を乗り越えるには

前回のコラムでは、直近の2つの震災で起きた問題点を整理しました。

  • 車両の通行制限による、燃料枯渇と供給の遅れ
  • 通信インフラの遮断による情報提供の遅れや、情報格差解消の必要性
  • 特定の避難所へ人が集中、または車等の自主避難により起こるトラブル
  • 常時備蓄意識の低さにより、初期段階の食料品確保が困難
  • 救援物資の一極集中による保管場所やアナウンス等の対応
  • プライバシー確保とコミュニティ維持困難がもたらす二次・三次被害の発生
  • 女性や要援護者、ペット所有者に対しての配慮不足

 

そこで今回は、災害発生時に被害を軽減でき、より早く日常生活を取り戻せる方法について、当社がご提供できるソリューションをご紹介いたします。

 

1.ご家庭用向け『スマイルポート(Smileport)』2台駐車用

バックシートタイプ 標準地向け:SPS2-H
【国土交通大臣認定取得】防火(飛び火)認定番号:DW-0131

両面ガラスタイプ 標準地向け:SPG2-H / 積雪地向け:SPG2-G
【国土交通大臣認定取得中】防火(飛び火)認定試験:合格済

2台駐車用としては最大級の5kW以上の太陽光発電を搭載しており、コンセントも標準装備なので、昼間には高出力の電気を利用でき、蓄電池を組合せて充放電すれば夜間でも安定利用が可能です。

  • テレビで情報を取得すれば、スマホ等のデジタル機器に不慣れな方への情報格差が解消されます。
  • 炊飯器でお米が炊ければ、震災発生時の初期段階でも食料確保が可能です。
    →お米はどのご家庭でも無意識にストックしており、地域でも備蓄が豊富なので入手しやすく調理も簡単です。
  • 電気ケトルでお湯が沸かせれば、カップラーメンなどのインスタント食品が簡単に食べられます。
  • 設計水平震度Kh:1.0を満たしているので、震度7にも耐えうる堅牢性を備えているので、揺れがおさまるまでの一時避難場所としても最適です。
  • ご自宅が破損したが防犯面から離れられない方でも、その場で生活が継続できます。
  • カーテンのように、フックを掛けられる構造なので、ブルーシートなどでプライバシーが確保できます。
2.公共場所向け『EV(電気自動車)用急速充電器』

エネショップ充電スタンド

先日掲載したブログ【話題の新製品ご紹介】Panasonic製・パワーステーションSでも触れましたが、電気はライフラインのなかでも比較的、復旧が早いのが特長です。

熊本震災の際には、利用可能な急速充電器を無料開放することで車内のコンセントから電気を取り出して家電を使い、普段と変わらない生活をおくれ、また、燃料枯渇で動けない自動車が多い中、EVユーザーは自由に移動し、電気が復旧していないエリアへ支援をおこないました。

また、日産自動車は義援金・食料・日用品の他に、EV『リーフ』と『e-NV200』を100台貸出を行い、災害発生直後に必要な実用性のある支援をおこないました。

スマイルポート(Smileport)』2台駐車用も非常用コンセントを標準搭載しているので、太陽光発電で作った電気をEVに充電することで無駄がありません。

 

3.公共場所・駐車場向け『スマイルポート(Smileport)』連結タイプ

標準地向け:SPX□-H
※□の中は駐車台数に応じて変化し、最大36台駐車まで対応可能です。※画像は基本のSPX4-Hにオプションで2台分を増設した、SPX6-Hです。

スマイルポート(Smileport)』連結タイプなら、以下の問題を解消することができます。

  • 簡易的に空間を間仕切れるため、ニーズに応じた区画設定が可能になります。
    →単身女性・要援護者・ペット所有者・小さいお子さんの居るご家庭の区分け
    →大量の救援物資を種類毎に保管することで、過不足の認識や案内が楽になる
  • 津波や河川の氾濫時の車による避難を想定した環境作り
    →2台駐車用の一方は車を停め、もう一方と車内で生活空間を作り出せます。
    →EVなら大型蓄電池が電源車代わりになり、生活水準が安定します。

 

車社会を想定した 防災・避難計画

高台に広大なソーラーポート駐車場を建設し、幹線道路の延長・拡大をおこない、車社会を前提とした、防災・避難計画を立て、ヘリポート併設により、支援物資および救急搬送者の離発着を可能にする。

今回は、震災に対して当社がご提供できるソリューションをご紹介しました。次回は、防災活動をどのように継続させていくのかを考えていきます。

 

次回:第4回『継続可能な防災活動へ』


 


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