【設置事例】ファブスコ『Smileport SPGシリーズ』× ソーラーエッジ『HD-Wave&パワーオプティマイザ』


パワーオプティマイザの特徴

パワーオプティマイザは、通常パワーコンディショナが行う MPPT(最大電力点追従)制御を、パネル単位で行います。

【用語解説】『MPPT/最大電力点追従』

Maximum Power Point Tracking の略。太陽光パネルは気象条件等により発電量(W)が変わり、発電量(W)は電圧(V)×電流(A)により決まります。 太陽光パネルは電圧と電流が一定の組合せの場合(動作点上の場合)のみ電力が発生するようになっており 、従来型のパワーコンディショナでは自身で動作点を設定しています。

太陽光パネルにおいて、動作点の決め方には、以下の2つの方式があります。

MPPT(最大電力点追従)制御方式
【長所】変動する出力のもとで最大電力を取得することができる
【短所】PWMよりコストが高い

PWM(パルス幅変調)制御方式
【長所】MPPTよりコストが安い
【短所】動作電圧が開放電圧の80%程度の設定なので、出力変動すると最適な状態での運転ではなくなる

 

■パネル単位でMPPT制御をするとは?

まず始めに、太陽光パネルは1枚毎に、様々な要因で出力が異なります。その主な要因は

 

通常のパワーコンディショナでは、ストリング(パネル接続構成)内にMPPT値が異なるパネルが存在する場合、出力の低いMPPT値に合わせて、その他のパネル出力を調整してしまう現象が起きます。

 

パワーオプティマイザは、パネル毎のMPPT値での出力が可能になり、通常のパワーコンディショナに比べて発電量が増やせる特徴があります。

 

また、パワーオプティマイザは、25年保証と信頼性が高いのも特徴です。
その他にも、パワーコンディショナが簡素(低コスト)化できたり、パネル単位でのモニタリングも行え、パワーコンディショナがOFFの際はパネル出力が抑えられ、安全性が高い等のO&Mにメリットがあります。 さらに、パネル単位で出力を最大化するので設置スペースさえあれば、発電量を増やす事が可能です。(=レイアウト制限が無くなります)

  ■太陽光パネルとパワーオプティマイザの接続方法

パネル1枚または2枚につき、1台のパワーオプティマイザを接続し使用します。

●1台につき1枚の場合

 

●1台につき2枚の場合

 

今回は、ソーラーカーポート『Smileport(スマイルポート)』の両面ガラスタイプ【SPGシリーズ】に、注目度の高いソーラーエッジ社製の単相パワーコンディショナ『HD-Wave』と『パワーオプティマイザ』を組み合わせたカスタマイズバージョンの設置事例をご紹介しました。

「両面ガラスタイプ」は、長寿命で高効率なのが魅力で、「水平震度kh:1.0(震度7相当)」にも耐え、当社が自治体の非常電源確保用に設置している仕様と同等の強度(堅牢性)を持っています。

来年(2019年)に迫った、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)の買取期間終了。蓄電池で電気を有効活用するか、ソーラーカーポート導入で10kW以上にし、買取期間の10年延長&発電量UPにより、自由に使える電気を増やしてEV(電気自動車)や蓄電池が普及するまでの10年間でエネルギーの自給自足生活を目指すか、それとも、買取期間終了までに電気の買取業者を探すか、余剰分は“0円(タダ)”であげてしまうのか。皆さんは、どの道を選びますか?

 



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